ほろ苦い愛のカタチがここにある

短編連作なので、同じ舞台でありながら、毎回主人公は違います。

美しくもどこか影のある主人公たち。
自分では何もできず、周りの助けで生き続ける。

それが彼らの生き方であり、しあわせの在り方なのかもしれません。

情景描写にすぐれているので、映像が目に浮かぶようです。

ずっと読んでいたい。
しかし近づきすぎると、もしかしたら不思議な世界に取り込まれてしまうかも……。

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