読み終わった後に心が温まる素敵な作品でした!
主人公である和哉は義母に娘の友里を預け仕事に向かいますが、妻と結婚するまでは赤の他人であった人な訳です。
自宅に娘と二人っきりで過ごしてもらう事に、初めは慣れなくても仕方ないと言えるでしょう。そういった心情を抱く主人公はとても普通な人物なんだと思いました。
だからこそ、この後の展開で「和哉」というキャラの人柄を汲み取りやすく、短い文章量ながらも非常に構成・描写が上手いなあと感じました。
そして、タイトル回収を行うラストでは、きっとあなたの元にも”ことり”が笑顔を届ける事でしょう。