文字から世界が見えるよう。声と匂いまで。

第2話にして、もうレビューコメントを書いております。
それくらいの衝撃を受けました。
ストーリーはまだはっきり分りません。だってまだ2話までしか読んでないから。
でも、一語一句が。台詞が。ちゃんと綺麗に共鳴し合って一つの世界を作っているんです。
妖のほの暗い世界と、人が作り出したガス灯の、橙色の明かりが共存した世界。
それが、文章を通してブワッと目の前に広がります。
なんなら本屋の埃と黴と、古い木造建築の匂いまで漂ってきそうな。

四の五の言わず、とにかく読むべし。
ええ、読んで下さい。
私も引き続き3話から読み進めます!
オススメ!

追記:
読み終えました。
私、沈丁花の香り知らないんです。でも、読んでると匂うんですよね、不思議と。
文章って、こんなに五感を刺激できるものなんですね。感服いたしました。
作者様は言葉の魔術師ですよ。いや、凄い。

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