悲劇の天使に愛されて。ロマンティックなラブストーリー。

18世紀のイタリアが舞台。
流行り病で両親を亡くした10歳のオリヴィアは、親戚の家に引き取られる。
まもなく、9歳の、金髪の男の子、リオネッロも、その家に引き取られてくる。

姉と弟のように───。

二人は、互いを守りたい、と願う。
やがて、純粋で強い、愛が描かれていきます。

この物語は、流行り病や、大人の酷い行いなどから目をそらさず、時には暗い雰囲気も漂う物語です。
でもそれは、18世紀のイタリアを舞台としているから。

作者さまの「書きたいものを書くんだ!」という気持ちが熱くこもっている物語です。
また、オペラ歌唱のシーンは、圧巻です。

面白いので、一気読みがおすすめですよ!

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