ミリアとエリック。
ときに減らず口を叩き合い、
ときに文化の違いから爆笑ものの勘違いを放つ。
彼らを見ていて思う
日々を生きるのに一生懸命な我々大人たちへの応援歌だ、と。
歌、じゃないですけどね。笑
それなりに楽しい日々だけど、一番の夢はもう見なくなったり
責務の全うに忙殺されて、心から笑うことがなくなったり
本音を言わなくなったり
……身に覚えありませんか?
20代半ばの彼らは立派なオトナ。
青春まっしぐらではないんです。
分別を付けて、役割をこなす。
いやなことだって、ぐっと我慢しちゃう。
そんなオトナだって、
もう一度希望を持ったって
本音でぶつかり合ったって
いいじゃない!
もっと日々を楽しもうよ!
そんな風に語りかけてくれている気がします。
心のエナドリ、ここにあり!
何気なく口に入れただけなのに、手が止まらない。
そう。
このお話はまさにそれ系…
ピーナツですか?
かっぱえびせんですか?
人によって「止まらない」は違うことでしょう。
しかし、このお話は、多分大多数の人が抜け出せなくなる底なし沼です。
もっと読まれていいと思う。
あ、でも敵に塩を贈るようなことになりそうで怖い。(笑)
いやしかし!!
やっぱり読んでほしいなぁ。
だって面白いもん。
早く続きが読みたい!!って心待ちにしちゃってるもん。
そしてこのお話の凄いところは、
『心の奥の、何かよくわかんないとこでにまにましちゃう』
ことだと思うのです。
わかり易いにまにまじゃないの。
え? いま私、どこでにやついてるんだ?
みたいな場所でにまにまできます。
なに言ってるかわかんないでしょ?
読んだらわかるので、是非!!