短編ですが、実に貴族らしい貴族、王妃とはかくあるべき、そんな未来が見える令嬢と、お子さまな王子の粒立ったストーリーです。彼女に幸多からんことを！
・カクヨムで、フィクション歴史系転生小説や、たまに短編小説やエッセイを書いているソコツ者で、グラナダ版シャーロック・ホームズを愛する者。 ・歴史が大好き、歴…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（50文字）
王国の繁栄を祝う舞踏会で、王子が公爵令嬢に婚約破棄をする。だけどもその結果は誰も気にしていない。この婚約は誰が得するのか。一人だけ得しているのは間違いない。誰が得しているのかを知りたけれ…続きを読む
「余は公爵の娘、邪知暴虐なお前との婚約を破棄する！」響き渡るは、王子の裂帛の声。幼い王子が肩を寄せるのは、震える子爵令嬢。そして弾圧される公爵令嬢……うん、これ、誰が一番かわいそうな…続きを読む
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