『伝説のねぎ畑』を絵本に!

 短い話なのですぐに読める。
 脱サラして白ねぎ農家になっていた著者が、農業のかたわら地元の小学生に農業体験指導を行っていたところ、小学生から想わぬかたちでサプライズが返ってくる。

 畠で彼らに教えていた内容が、一本のぶっとんだ舞台劇となって戻ってきたのだ。『伝説のねぎ畑』とは、その演劇のタイトル。

 小学校の講堂に招かれた著者、縦笛の音色に数十年前の学童だった時代を想い出して、しみじみしている場合ではなかった。
 想像の斜め上をいくナニかが、舞台の上で始まるではないか。
 確か、教えていたのは白ねぎの育成や、掘り方、農具の説明だったはずだ。


 豪農『名月一文字家』とは、一体なに!?


 続きは本編で。
 実話だそうです。
 これは角川さんに絵本にしてもらいたいですね。

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