私と、私。わたしたちは、見つめ合う。水の繭の、中で。

私があなたを見ている、その意味を、あなたは知らない。
そう思っている私。
でも、実は。
あなたを見ている私を、あなたは、知らないの。
……二人は、いつか、お互いの心の中を見つめ合うのではないでしょうか。

でも、今は、まだ、秘密。
水の繭の中で、お互いを感じていてほしい。
そう思えてなりません。
素敵なお話です。ありがとうございます。
百合小説がお好きな方、読まれることに抵抗がない方は、ぜひ。
よろしくお願い申し上げます。

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