概要
その少女は邪神を宿す。
「わたしの中には神様が二人いる。しかも邪神」
一人のスラムの少女が、異邦の邪神と出会ったことで世界の運命は大きく変わる。
これはその始まりの物語。
平和な日常…暖かな人々…そして、崩壊。
苦難を乗り越え、少女は旅立つ。
一人のスラムの少女が、異邦の邪神と出会ったことで世界の運命は大きく変わる。
これはその始まりの物語。
平和な日常…暖かな人々…そして、崩壊。
苦難を乗り越え、少女は旅立つ。
うわああああ!ありがたき幸せ!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あなたもシズと共に、リアルな異世界ファンタジーの世界を旅しよう。
まず、私が読んだ時の冒頭から少し変わっているのですが……
女神のコミカルな語り口調に、この物語へといざなわれました。
この楽しいけど恐ろしくもあり悲しい女神が、いかにして少女シズと関わることになるのか……と気になり、先を読んでゆくと、そこには、シズという少女がスラムで懸命に生きようとする健気な姿がリアルに描かれていました。
親のいないシズという少女は、働きながら魔法の修行をしています。
一見、辛い生活であるように見えますが、シズを取り囲むキャラクターたちの暖かな心が繊細に描かれており、いつの間にか読んでいる私も、シズの肉親であるかのような錯覚を感じました。
見ているこちらが応援したくなるもの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!死に瀕した少女の下に、舞い降りたるは
人攫いから友人を取り戻そうとし、瀕死の重傷を負った主人公のシズ。そんな彼女の下に舞い降りたのは、別世界で色々とやらかし、邪神として封印されていた"最期の願いの神"だった──
スラムという過酷な環境でもめげることなく、ひたむきにその日その日を生きているシズの健気さ、そんなシズを見守る大人たち。彼らのやり取りに心温まる一方、世界観はシリアスでどうしようもない外道や悪党も登場する。
文章は一人称で進められるため、登場人物の心情が分かりやすく、感情移入しやすい。また、近況ノートに登場人物のイラストがこまめに投稿されているので、「なるほどこのキャラはこんな感じか」と、場面の想像がしやすくなっている…続きを読む