シズの運命-感動の名作ファンタジーです

こんなファンタジーが読みたかった……。
まだ途中ですが、既に心に響いた作品でしたのでお勧めします。

20話まで読んでからプロローグを再読してみました。なんか、とても感動しました。
11才の女の子シズは弟のようなジョゼの心を温め、優しくいたわります。
18話の描写の抜粋です。

「わたしが狩ったお肉、わたしが食べる」
「アハハ、アハハハ」
 ジョゼも泣きそうだったけど笑ってるね。

「シズおねえちゃん…」
「…昨日みたいに…ぎゅってして…」
「…いいよ」
「ありがとう、シズおねえちゃん!」

―― それから3年経った様子が1話(プロローグ)で描かれます。

この間に何があったのか? シズは何を経験してどう成長したのか。
想像ですが、せつない物語が待っていると思います。
明と暗、小説の面白味がぎゅっと詰まった名作だと確信しました。
鼓動が高鳴ります。さて、また読むのを再開しますね。 2024.6.9

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