これぞ、運命の恋。あまあまです!
- ★★★ Excellent!!!
主人公は、とても美しい娘。
遠く橘の(この世界で力を持つ貴族の家の一つ)血を引いてはいるけれど、ほとんど、普通の村娘です。
それが、美貌に目をつけた橘の本家が、「よっしゃ、この美しい娘を宮中に送りこんで、皇太子の妾になれればモウけもんじゃあ!」
(※言葉遣いはイメージで変えております。)
と、女官として、宮中に送り込まれることに。
主人公が、紫微宮《しびのみや》(つまり宮中)の夜の庭で出会ったのは……。
身分を隠した、もちろん……。
素敵な男性です♡(ネタバレ回避っ!)
身分違いの恋、その切なさ。
ヒーローは、やんごとなき生まれゆえ、自分で好きな伴侶を選ぶこともできない立場。
ヒーローも葛藤します。
素敵な恋や〜! あまあまや〜!
うっとりする恋愛の世界に、とっぷり浸かる事ができます。
これは運命の恋。
どう運命の恋なのか書くと、ネタバレしちゃうから、書きません。
でも、読めば、納得!! ですよ。
ところどころ、さしこまれる、作者さまが詠んだ和歌も、とても雰囲気を盛り上げます。
おすすめですよ!
ぜひ、ご一読を!