概要
本人達まだまだ元気なので!直接真実を聞きたいと思います!
魔王を討伐して約400年。世界はそこそこの安寧の日々を送っていたころ、とある本が一人の王女の元に届けられた。
その題名は、『勇者御一行5つの不思議』というなんとも胡散臭い物。
──曰く、勇者はとんでもない美少女である。
──曰く、聖女は魔王四天王がびっくりするほどの武闘家である。
──曰く、賢者は一晩で海を魔法で干上がらせた。
──曰く、聖騎士は雲を突き抜ける山を一瞬で超えた。
──曰く、勇者御一行は本当は魔王を倒していない。
んなバカな。と王女は思った。これを読んだ時は当然鼻で笑い、ゴミ箱へボッシュートする予定であったが、ふと待てよと思いとどまる。
確かに、勇者パーティーの伝説には「えぇ~?本当でござるか~?」と疑いたくなるような眉唾物が多い。
「でしたら、聞いてみ
その題名は、『勇者御一行5つの不思議』というなんとも胡散臭い物。
──曰く、勇者はとんでもない美少女である。
──曰く、聖女は魔王四天王がびっくりするほどの武闘家である。
──曰く、賢者は一晩で海を魔法で干上がらせた。
──曰く、聖騎士は雲を突き抜ける山を一瞬で超えた。
──曰く、勇者御一行は本当は魔王を倒していない。
んなバカな。と王女は思った。これを読んだ時は当然鼻で笑い、ゴミ箱へボッシュートする予定であったが、ふと待てよと思いとどまる。
確かに、勇者パーティーの伝説には「えぇ~?本当でござるか~?」と疑いたくなるような眉唾物が多い。
「でしたら、聞いてみ
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