リアルな「今」の物語

読んだ後、
「ああ、そうだ、その通りだな」
と深く頷いてしまった。
少し前までは、当たり前、のような、ごく自然で、
『そんなことに疑問を持ってはいけない』
かのごとく存在していた営み。
でもきっと、もっと疑問を持ったり、疑ったり、突き詰めたりしてもいいことなんだ。
女性が女性として最大限の力を発揮する『出産』という行為。
そのあと、さも当たり前のようについてくる『育児』という作業。
不安と葛藤と、喜びと慈しみ。

五感全てでこの物語を読んでほしい。
とても、よかった。