辛いとき、もうこれ以上耐えられそうもないと思ってしまうとき。ほんの少し足を踏み出したくなってしまう瞬間。そう、そうだよね。とてもよくわかる。でも待って。まだなんだ。今じゃないよ。大丈夫だよ。……そうやって自分を助けることが出来る一番近い人間は、多分、自分なのです。みんながそうでありますように。自分を大事にしてくれますように。そう願いながら読ませていただきました。とてもよい作品です。沢山の方に届きますように!
生きることをやめたくなったとき、一縷の希望を与えてくれるお話です。重いテーマながら、読後感は実に爽やかでした。