生首と暮らす日常系ホラー

十一月一日、兄を名乗る生首が現れた。

というトンデモない始まりの、生首(人間の首だけ状態の存在)たちと主人公の一ヶ月にわたる日常。
生首というトンデモ怪異が入り込んだ暮らしは、しっかり怖くて不気味なところもあり、しかし基本的には平和で、奇妙さが楽しくも感じられる。
まさに日常系ホラーと言うべき、楽しい読み応えの作品です。