年齢差などただの飾り。だから、一歩を踏み出そうよマチコさん!

主人公のマチコさんは32歳の『大学の学食のおばちゃん』です。
結婚したくて婚活をしているのですが、その職業が男性陣から不興すぎてなかなか相手が見つかりません。
そんな中、ひょんなことから院生の白南風君と出会います。そしてその白南風君がグイグイとマチコさんに迫って来るのです。
が、マチコさんは『年齢差』ばかり気にして全然仲が進まなーい!

っていうお話なんですけども、私、最初はこの白南風君が嫌いでした。
チャラいし、自意識過剰だし、女関係派手ですし。
でも、次第にその良さに気付いて行ったのです。
職業差別をしない所や、マチコさんの素の姿そのものを愛して来るストレートな感情。
そういうものにどんどん惹かれて行って、今や「頑張れ白南風!」とエールを送っています。

マチコさんは白南風君が5歳年下なのを凄く気にしてるんですけど、年齢差ってそこまで気にするものですかね?
マチコさんは自己肯定感低すぎるから余計に気になるのかもしれませんが。

もっと自信を持ってマチコさん!
白南風君の大きな愛にどーんと飛び込んじゃえマチコさん!

と、エールを送らずにはいられないお話です。

婚活の内容や男性陣の反応など、リアルすぎて生々しいです。そこも魅力です。

これから婚活する人、結婚したい人、結婚してる人、どちらにも興味ない人、全ての人に読んで欲しい良作です!

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