概要
〝同等〟ではなく〝同一〟だからこそ、どうしたって赦せないものが在る。
他人からすればどうでもいい、ただの1/365にすぎない〝今日〟が唯一無二の祝日となった。
裡に渦巻くこの名状し難い心情になんと名前をつけようか。そう思惟しながら、感情に任せたまま端末に指を滑らせて文字を打ち込んでいく。打ち損じの確認すらせず、打ち込んだ端から送る。
「なんでもない日おめでとう」と。
一等気に入っているアニメーションスタンプと共に。
今日この日、この瞬間、この盛大かつ最高の皮肉を過不足なく理解してくれる唯一無二の存在に送ったのだ───。
連動作品 あいおえん。The reverse.
▶︎ https://kakuyomu.jp/works/16818023213167496984
不定期更新/数話完結予定
裡に渦巻くこの名状し難い心情になんと名前をつけようか。そう思惟しながら、感情に任せたまま端末に指を滑らせて文字を打ち込んでいく。打ち損じの確認すらせず、打ち込んだ端から送る。
「なんでもない日おめでとう」と。
一等気に入っているアニメーションスタンプと共に。
今日この日、この瞬間、この盛大かつ最高の皮肉を過不足なく理解してくれる唯一無二の存在に送ったのだ───。
連動作品 あいおえん。The reverse.
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不定期更新/数話完結予定
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!解は得られた!
成程、成程
発言内容に些かの疑念を抱いて、また先生お得意の謙遜であるかと思っていたが、文章を読んで、そのうえで先生の発言を見返してみる。
答えはこのようなところにあったのかと、眼から鱗が落ちるようである。
先生の文章は、読書家や本好きの人間を引き付ける魔力を持っている。
一行目を眺め、気が付けばアリジゴクにはまった蟻のように、最終行までズルズルと引きずり込まれている。
文章に文字列に親和性が高いものがこの文章を見れば、街中で美麗なる女子を見つけたナンパ男のように引き寄せられて、離れられなくなることは請け合いである。
だが……この文章は人を選ぶのだとわかる。
もちろん言い回しが多少古臭さ…続きを読む