読み終えると、二人が笑っているところがまた見たくなる。

最後まで読み終えて思ったことは「もう一度、ソレイユとラブリィちゃんが笑っているところを読み返したい」でした。
読み終えた今なら、また違う感覚で読めるはずだから。

厳しい階級制度やそこに生きるニンゲン達の様子から、薄暗い雰囲気が伝わってきます。
けれど、この二人だけは違う。
その姿が出てくるだけで、ぱっと空気が変わってしまうんです。

それはなぜなのか。
ソレイユのおいしそうな料理に、滑りがちなコメディアンのラブリィちゃん。
ジャンルは違うけれど、共通してある想いが込められているから。
だからこそのあの二人の世界。すばらしいです。

ぜひ、読んで確かめてください。

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