ギリシャを舞台とした壮大な叙事詩です!

まずシリーズものなので、是非に初めからお読みいただきたいのです。特に前編は外せないでしょう。(なにせ後編なだけに)

複雑に絡まる国家間の駆け引き、ひとりひとりに思い入れを抱く、そんな登場人物の交錯する思い。そして愛と悲しみ……。

その様はまるでアリアドネの糸を思わせますが、作者さまの素晴らしい筆跡が、見事に細部に至るまで書き込まれ、読む者を引き付けて離さない面白さです! 是非!

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