第7話 京都に着いた(書けない)
(今回は旅エッセイです。創作論らしきものはありません)
京都駅到着。あと1話。文字数としては最低200字書けばクリア。しかもラストだから、稽古(微エロ)、告白、付き合う、ハッピーエンドでOK。展開はありきたりな王道パターンがいいよね。お約束大事。というかそれが求められているはず。
とりあえず、京都駅に降りました。
人が多い! マスクしていない! 海外からの観光客多い!
暑さは地元も同じくらい暑いので特にどうとも思わなかったのですが、とにかく人が多い! しかもマスクしていない!
そう。みちのあかりの地元は東北の片田舎。コロナの意識感覚がまだ半年前。スーパーでのマスク使用率80%超えているのです! 飲み屋はそこそこ賑わっていますが・・・
都会怖い! というか異世界に来たの? 頭の中はそんな状態です。
◇
午後の1時半です。仕事は明日からなのですが、「京都行くならお願い」と頼まれた用事を今日の4時まで終わらせねばいけません。バスに乗って言ってもよかったのですが、預かりものもあるし、ここは手堅くタクシーに乗って祇園方面へ。
1800円払いましたが、快適です。頼まれた用事は小一時間で終わり、坂を下ってバス停まで。206系統のバスに乗り京都駅まで戻ったら、仕事先に顔を出し、今日の宿まで歩いて行きました。
3時半過ぎ、部屋に入ると執筆しようとしましたが、旅の疲れ(体)と、6時間8,000字、フルで執筆した疲れ(頭)のせいかうとうと寝落ち状態に。しかもあろうことかスマホの充電器も忘れていました。
充電はまだあるが、充電器会に行かないと……。執筆しないと……。
うとうとした頭は思考能力が0です。気がつくと5時過ぎです。
ここは、頭と体をリフレッシュしましょう。京都に行くとつい寄ってしまう銭湯(五香湯)に歩いて行きました。
場所は五條通り。堀川通りを更に西に行った黒門通りを上がった所にあります。宿から約1キロ。徒歩圏内です。京都の細道をぶらぶら歩きながら到着。
ここの銭湯、いいんですよ。一階は普通の銭湯(薬湯とか電気風呂等多彩にあります)のようですが、二階が、ラドン鉱石の湯なんです! ゆったりとした空間に少しぬるめのお湯と、ゆったりとリラックスできる休憩場所。サウナも隣に広く設置されています。もちろん水風呂も! それなのに料金は500円以下。貸しタオルもあるし、使い切りのボディーシャンプーや普通のシャンプーリンスも各20円程度から販売されています。
手ぶらで言っても安心な格安で豪華な銭湯! 癒されに行きました。
ちなみにホームページはこちらです。↓ X(ツイッター)や各SNSもあるみたいですね。
https://www.gokouyu.net
◇
たっぷりと癒されましたが、実はお風呂は体力が削られるところです。サウナにも入り、回復した気分で上がりました。が、体力と水分はなくなっています。
ちょうどよく目の前にバス停があります。バスに乗ろう。そうして駅前、烏丸七条まで戻り、大手家電屋さんへ。充電器も買うと、もう7時も過ぎています。
ここは夕ご飯を食べねば。王将に行きます。京都王将。地元には無いお店。学生時代京都でお世話になった王将です。昼間からおっさんがビールを飲んでいても何も言われない町中華のトップグループ。お一人様にやさしいお店。ギョーザと唐揚げは必須!
メニューを見ると、季節限定のナスとなんとか醤の冷麺が! これだ! 餃子とビールを付けて頼みました。
まずは乾いた体に水を……。一気に三杯飲むとビールが来ました。
「うまい!」
旅と執筆、そして銭湯で疲れた体に染み渡ります。餃子が出るころには半分無くなっていました。
餃子をつまみながらビールがなくなります。実は餃子は一人前の他に麺とセットの半餃子もあるので、まだまだ残っています。ビールを追加し、麺を待ちます。
「思っていた通り! いやそれ以上のおいしさ!」
さすが王将! 頼んだ冷麺は最高の品でした。
この時点で生ビールを2杯飲んだみちのあかり。コンビニによって、淡彩水のペットボトル2本と、もしかして飲みたくなった時のためのビールとつまみの柿の種を買って宿に戻りました。
実は、そんなことをしながらも、頭の中では時折、最終話のための物語内で使う練習用脚本のあらすじを考えていたのです。しかし、思い浮かばない……。そこが決まらないと書き始められないのです。もういいや、異世界に転生した女子高生の話にしよう。そこまでは見えていたのですが、書き出しがどうしても出てこなかったのです。宿に戻ったのは8時過ぎ。今日中に書き上げられるでしょうか。
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