概要
幸福を問う者は総じて不幸といえる
地上を灰で埋め尽くす大戦の後、多くの人類は肉体を捨て電脳の世界へと移り住むことになった。電脳の外では数百人の管理人いたが、いつしか二人を残すのみとなっていた。ある日、相方の伊吹がなんだか嬉しいような寂しいような表情でこう告げる。
「この文明はもう数十分で終わるんだ」
数十分後の終焉が、悪魔を生む奇跡の始まりだとは知る由もなかった。
「この文明はもう数十分で終わるんだ」
数十分後の終焉が、悪魔を生む奇跡の始まりだとは知る由もなかった。
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