第10話 私が文学を選んだ理由

 どうも世間の仕事は人の命に関わったり人生に強く関わっていることが多い。

身体的にはどうだろう。危険を伴って注意が必要な仕事も多い。

故意に何か事件や事故を起こさなくても

例えば、交通事故や重大な人とのやり取りの場面で勘違いや言い間違いが

起きてしまい、私にはとても責任が取れそうにない。

 理数系は特に殺傷能力がある物体をつくったりしている。

例えば、飛行機や自動車がいい例だ。

工学を駆使して、人間が便利さを与えてくれたり

快適に移動や時間短縮が出来て効率がとてもいいように思われる。

しかし、そこには人の命が関わっていることが分かるだろう。

文化関係をみてみると、法学、経営学あたりは責任の重さという意味で

危険な感じがして多くの人に影響を与えそうだ。

 芸術関係はどうだろう。

イラスト、デッサン、水墨画。

おや?どうやら安全そうである。

文学はどうだろう?よくよく見ると芸術関係は命の危険が少なそうだ。

これが私が文学を選んだ理由だ。

 考えてみると、危険な仕事ばかりの中に宝箱を見つけた気分だ。

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