異世界ものの溢れる現代小説の中で見つけた、小さな寄る辺
- ★★★ Excellent!!!
こういうのが欲しかった、そう、改めて思わせてくれる、ぎゅっと凝縮した密度の濃い物語です。
読み進めていくなかで所々に感じる、???
この二人は、なんでこうなんだろう…?
……そうか、そうだったんだ
深夜のラーメンは、ちょっと背徳的だけど優しさでもあります。
こんな時は、値段や見た目じゃない、一緒に食べる人がいて、思い遣りがあればそれが最高の食事。
世の流行りとは違うところにも、ちゃんと面白さは存在しています、それを思い出させてくれる、作品でした。