概要
夫はテレンツィオ。妻はルーナ。政略結婚の二人は初夜でしくじりました。
王太子妃ルーナは、夫のテレンツィオとは政略結婚。7歳の頃に王命により婚約して、共に育ってきた。恋愛感情はないにしろ、それなりの情はあると思っていたのに、初夜での思いやりに欠ける夫の態度に、なけなしの愛想も尽きた。夫婦生活を改善する気にもなれない。閨を拒むようになった。
テレンツィオはそれを良いことに、恋人のジータを自分付きの女官として迎えた。
舅の陛下は前王妃亡き後、年の離れた女性を妻として迎え、老いらくの恋に夢中。王太子妃という立場から、彼ら父子に都合良く扱われてきたルーナ。
そんな彼女は、ある事が切っ掛けで、陛下や殿下に見切りを付けることにした。
テレンツィオはそれを良いことに、恋人のジータを自分付きの女官として迎えた。
舅の陛下は前王妃亡き後、年の離れた女性を妻として迎え、老いらくの恋に夢中。王太子妃という立場から、彼ら父子に都合良く扱われてきたルーナ。
そんな彼女は、ある事が切っ掛けで、陛下や殿下に見切りを付けることにした。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?