愛の、傷。

田舎の港街。
ママを含め三人の従業員しかいないスナック。
……そこに、彼女はいた。

ゆっくり触れ合う、心と心。
交差する二人の時間。

愛しているのに、傷つけてしまう、その辛さが、美しい文章で情緒たっぷりに綴られ、読む者の心をうちます。

ここには純度の高い「愛」の物語があります。

百合を普段読みつけない方でも、すう、と読めますよ。

おすすめです。

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