幻想人魚のきらめき。

500数文字足らずのうちに、これだけの煌きと幻想をとじこめられるなんて。

川のせせらぎに、触れる異界。
夢か現か、ここは何処か。

目にしたそれは、本当に幻ではなかったのか。
戻った場所は、戻れた場所なのか。

ずっと足を浸していたいような、美しき異質です。