概要
虚空に突き出された手が 震えていた。
虚空に突き出された手が
震えていた。
この力を抜けば楽になれる。
もう腕は限界だった。
月の明るい夜だった。
雄樹の声が届かない闇の中、
私は静かに問い続けていた。
【完結済みです】
震えていた。
この力を抜けば楽になれる。
もう腕は限界だった。
月の明るい夜だった。
雄樹の声が届かない闇の中、
私は静かに問い続けていた。
【完結済みです】