作品拝見させていただきました。印象としては、太宰治の人間失格を読んだあとのような印象を受けました。すっきり書くという点で参考にしたい作品でした。
一首一首が、己の特権性を鋭く問い、人とのつながりや情、とやらの泡沫ぶりをぐいぐいと突き付けてくる。 一生に一度は、平気な顔して言える立場になってみたい。友情は宝物、恋愛は人生そのもの、人と人との絆は何物にも替えられない、って。
鋭い言葉の刃の刃先が白くきらめく感じ。つよい言葉の数々に、貫かれます。でも嫌な感じはしないのです。知らない間に切られているようで、でもそれが心に染みるのです。とてもよかったです。
え? ちょっとショックで、ちょっと怖くて…なのに★★★付けて、レビューまで書いてしまっている。読みたくないのに、またページを開いてしまう。吐き出される心の声。言の葉の凄みを感じる作品です。
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