第5話
その後の戸田律の父親の供述では性的虐待があった時から数人の人格が現れていて律がおかしくなっていて父親に暴力を振るう様になっていたので、大学病院の精神科の医師に治療するように頼んでいた。
数人いた人格は医師の薬物療法とカウンセリング療法で消えていった。
ただ律の頭が混乱していて暴力を振るう様になっていた。
人格は2人に分かれていた。
優しく思いやりのある新と凶暴になってしまった律と、ただ最近では律が出てくる事が多くなり父親は手をやいていたとの事だった。
だからと言って人を殺して良い訳ではない。
鈴木杏は戸田律を殺していたのだ。
鈴木杏は「戸田新を殺した」と警察の取り調べに答えていた。
鈴木杏は「戸田律なんて知らない会った事もないし、今でも戸田新を愛している」と答えている。
鈴木杏は「だって戸田律が出てきたら戸田新に会えなくなるから」と泣きながら答えていた。
(実の息子に性的虐待をする父親?解離性同一性障害の男を愛するがゆえに殺す女?分からなすぎる…)
刑事の近藤隆は頭を悩ませていた。
完
解離性同一性障害 浜田まひる @mahiru8
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