一読して川の匂いを感じた。暑い夏を迎える前の、すごく蒸す、水気の多い田舎の空気。汗ばんだ肌にシャツが張り付くが、川の水に濡れてひやっと涼しい。蛍が飛ぶほどの、澄んだ清流。宵であるのがまた、郷愁をそそる。
ふじわら・ひゃっか です。 ケイト・ロス、エリス・ピーターズ、アガサ・クリスティのミステリーが大好きです。 皆様、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い…
作者様の自然を詠む力には、感服いたします。その中で、私には私のいままでがあり、ふと、過去の『蛍』と出会って来ました。夫と触れた、母と戯れた、義母に案内された、様々な『蛍』。ひとを巡って、…続きを読む
大変楽しく拝見いたしました。この一句を拝見して、俳句は季語によって多くの情報を読者は想像して読むことができるので、さらにそれに何を個性として伝えたいのかということを考えさせられました。水の香…続きを読む
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