そして再び―――。

信じれば、裏切られる。

その思いと体験の中で生きてきた主人公・はるの葛藤と出会いを、
穏やかで丁寧な文章で掬い上げておられます。

作者様のお人柄でしょうか。
文章の合間合間に細やかな気配り、
特に読み手さんを傷つけたくないという配慮を感じ、
展開を追いながらも、安心して楽しむことができました。