絶望の未来　架せられた遊戯　焼き尽くせ、仕組まれた悪意を

最初からクライマックス

厨二心をくすぐりまくりのワード、解像度の高いキャラクター
シリアスかつ残酷な世界観、爽快感と緊迫感の入り混じった白熱のバトル
それらの要素をハイレベルな筆力で、これでもかとブッ刺しまくってきます
駆け足になりすぎず、しっかりとした日常が描かれている点も魅力の一つ

純粋に描写が卓越しているのみならず、アクションへの心情の描き方、乗せ方が抜群に巧い
緻密に練られた設定をバックボーンに裏打ちされた、それにそぐう世界観、空気感の醸成により、重めの文章や展開はむしろそれ自体がプラスとなり、加えてそこを乗り越えた達成感にも寄与しています

もっと多くの方に読んで欲しいです