タイトルから一見硬派な恋愛小説かと思いましたが、
これにはきちんと理由がありました!
過去の過ちが原因ですっかり自信を失ってしまった主人公、高科了。
そんな彼の前に現れたのは従姉妹の春日梨沙、そして旧友の彩名夏月。
春日と夏月。彼女たちは互いに了に好意を寄せるが
当の本人はそれに気づいていないのか、それとも……?
本作は過度な描写もなく、主人公も真面目で正義感が強く好感度◎です。
軽すぎず、重すぎず。全体的にとても爽やかな読み口で
青春の甘酸っぱさをストレスなく味わえます。
今後この三人の関係がどうなっていくのか大変楽しみです!
(本レビューは第16話読了後の内容になります)
自らの過ちから、孤独な学生生活を送っていた15才の少年が主人公。
いわゆるダブルヒロインものであり、視点も切り替えつつ物語が進行しますが……これが非常にスムーズ。
話に一段落つけたタイミングで、読んでいるこちらが気になる人物に移行するのでまったく抵抗なく、むしろ最良ともいえる流れでスルスルと読ませてくれます。
主人公は理由あって後ろ向き、ヒロインの二人も互いを意識してぎこちなくなる部分はむしろ物語のスパイスとして機能。
主人公に好意を持つ理由を無理に隠すこともなく、ストレートな心理描写で示してくるので気持ちのいい青春模様に繋がっています。
現在14話時点、彼女彼らを取り巻く人物環境も変化していき一体どのように進展していくのか、注目の一作です
冒頭では春のヒロインが出てきました。
従姉妹の色っぽいお姉ちゃんですね。
主人公の了君も本能を抑えられない模様。
4話の時点では夏のヒロインは出てきていませんが、かつての級友ということで王道美少女を予感しています。
果たして了君はどちらを選ぶのか、どちらも選ぶのか、はたまた別のお方を?
などと今から妄想しています。
ラブコメではありますが、了君は悩みを抱えている模様。
この悩みをどう乗り越えていくか、そこにヒロインとの交流があるのだと思っています。
きっと笑いだけでは語れない物語となるはず。
かなり読みやすい文章です。
週一投稿なのでゆっくり読めると思います。
ぜひご一読ください。