◆初めての方へ読み方ガイド◆

加須 千花

【トータルガイド】(物語全体の俯瞰)

 こんにちは。 

 初めまして。加須かぞ 千花ちかと申します。

 カクヨムの海から、私の物語を見つけ、ご訪問いただき、ありがとうございます。


 □■□■□■□□■□■□■□■□■□■□

 【はじめに、さくっとオススメ紹介!】


 沢山あるなかで、一番読んでほしいのは、

 ✿「あらたまの恋 ぬばたまの夢 〜未玉之戀あらたまのこひ 烏玉乃夢ぬばたまのいめ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330650489219115

 です。不動の代表作。どの読者さまでも、心を揺さぶり、平常心ではいられなくなってしまうくらい、心をガッツリ持ってく自信があります。


 でも、

 ・ジレジレの恋愛が好きじゃない方。

 ・軽く読めて、一話目から面白いのが読みたい! という方。

 ✿「恋や明かさむ 〜偽りの縁談〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330667140952851

 がオススメです。これはカクヨムコン9参加作品として作ったもので、男性読者、女性読者、どちらでも読みやすく、スピーディーな展開、とにかく面白い、というように作ってあります。

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 私の物語は、全ての物語が、


 ●長編「あらたまの恋 ぬばたまの夢 〜未玉之戀あらたまのこひ 烏玉乃夢ぬばたまのいめ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330650489219115

 に紐づいております。(本編と呼びます。)

 |エロ度……★★     |

 |アクション……★★★  |

 |昼ドラ度……★     |

(昼ドラ度とは、昼ドラマのような、ドロドロ、暗い、情念の絡みあう世界観のことです。)


 奈良時代。乳兄弟である主を敬愛しつつ、根深いコンプレックスを抱くヒーロー、三虎と、天涯孤独で、男の子として拾われたヒロイン、古志加の、一途で波乱万丈のラブストーリーです。


 長編をいきなり読むのはちょっと、という方。


 ●中編「三虎みとら 〜遊行女うかれめこひ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330653223472200

 をどうぞ!

 |エロ度……★★     |

 |アクション……―    |

 |昼ドラ度……―     |


 奈良時代の遊女、莫津左売なづさめの切ない恋物語。

 私の世界観の入門に丁度良く、また、本編では語られない三虎を知れる、重要な物語です。



 ●ショート「君をとまとも 〜古流波こるは、十一歳の秋〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330656652940813

 |エロ度……―     |

 |アクション……―    |

 |昼ドラ度……―    |


 本篇『第一章 くるみの人 第十話』のあとの時間軸です。

 可愛い野生児がいます。



 ●ショート「花麻呂はなまろ、立つ虹の」

https://kakuyomu.jp/works/16817330654869218272

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


 本篇『終章 あたしの愛子夫いとこせ』の時間軸。

 花麻呂、幸せな新婚さん。



 ●ショート「悩ましけ 〜伊奴いぬの煩悩〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330655453123571

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


 本篇『終章 あたしの愛子夫いとこせ』の時間軸。

 人妻への煩悩です。(笑)



 ●中編「いはゐつら 〜女官・福益売ふくますめ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330657025571745

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


 前半は本篇を駆け足でさらい、後半は『終章 あたしの愛子夫』の時間軸。

 主人公の友人、福益売ふくますめの幸せな恋物語です。

 


 ●ショート「いそばひるよ  〜いたずら難隠人ななひと〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330666575147047

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


 いたずら六歳児、難隠人ななひとと、振り回される従者、浄足きよたりの物語です。




 ●ショート「伊香保風いかほかぜ  〜古志加、婚姻の宴〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330666608095216

 |エロ度……★      |

 |アクション……―    |

 |昼ドラ度……―     |


 本篇『終章 あたしの愛子夫いとこせ』の時間軸。

 本編に入れそびれた、古志加のささやかな婚姻の宴。

 

 



 


 ●長編「蘭契ニ光ヲ和グ 〜らんけいにヒカリをやはらぐ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330656106103583

 |エロ度……★★★     |

 |アクション……―     |

 |昼ドラ度……★★★    |


 美貌の貴公子、大川の前日譚。チビ大川、チビ三虎が可愛いです。大川がなぜあんなに女嫌いなのか。これを読まずに、大川という人物を知ることはできません。重要な物語です。




 ●長編「紅艶こうえん 〜椿売つばきめ鎌売かまめ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330661631720718

 |エロ度……★★★     |

 |アクション……―     |

 |昼ドラ度……★★★    |


 「蘭契ニ光ヲ和グ」のさらに前日譚。

 前半は椿売つばきめを主人公とした、ドラマチックな破滅の恋。

 後半は、鎌売かまめを主人公とした、メロメロに愛される恋です。

 鎌売かまめは本編ヒーロー、三虎の母親です。


(ちょっと語らせて。

 星の数は少ない「紅艶こうえん」ですが、実は、すごくもったいない、と思っている長編です。

 物語に隙はなく、話運びはドラマチック、前半の影があるからこそ、後半の鎌売の恋は、誰しも虜にできるくらい、眩しく魅力的と自負しております。前半のドロドロも書きたくて書いてます!

 読んでない読者さま、是非ご覧ください。)




 ●中編「かみな鳴りそね  〜億野麻呂おのまろの優雅な生活〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330665378057826

 |エロ度……★★★   |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


紅艶こうえん」のスピンオフ。

 鎌売かまめの兄、億野麻呂おのまろの、ただれ……もとい、優雅な生活。

 殿方垂涎。と同時に、億野麻呂が良い男なので、ご婦人の鑑賞にも耐えうるかと。

 




 ●中編「龍は金弓かなゆみ持ち光輝く」

https://kakuyomu.jp/works/16817330665184069285

 |エロ度……★     |

 |アクション……★   |

 |昼ドラ度……―    |


 鎌売かまめの母ちゃん、父ちゃんの馴れ初め。奈良時代のヤンキー少女がいます。アクションはほんのちょっと。

 


 ●長編「恋や明かさむ 〜偽りの縁談〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330667140952851

 |エロ度……★★★     |

 |アクション……★★★   |

 |昼ドラ度……―      |


 陸奥国みちのくのくにの戰場を舞台にした、桃生柵もむのふのき(桃生城)領主の娘と、無双の勇士の恋。

 主人公男性がとにかく強い! でも女性にはコンプレックスからたじたじ! 

 戰場では英雄、プライベートでは純情でいじらしい男なので、読者さまから応援の声を多く頂戴しています。

 読みやすくロマンティックな恋。胸をはってオススメできる自信作です。

 



 

 ●ショート「ももきねたび草枕くさまくら

https://kakuyomu.jp/works/16817330655002064214

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


「恋や明かさむ」のスピンオフ。

 奈良時代の仲良し兄弟が、山登りをしています。

 良き風が吹いています。




 ●ショート「暖来良思はるきたるらし  〜春きたるらし〜」

https://kakuyomu.jp/works/16817330669478500933

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


 奈良時代の仲良しワチャワチャ九人家族です。「ももきね旅の草枕」前日譚。



 ●ショート「つつじのにおはむ時 〜佐久良売さくらめ都々自売つつじめ

https://kakuyomu.jp/works/16817330667193577067

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


「恋や明かさむ」ヒロインの、少女時代。姉妹の絆。これを先に読んでから、「恋や明かさむ」を読むと、ヒロインのキャラがつかみやすく、オススメです。

 ゲストキャラもいます。





 ●中編「りつつをらむ  〜真比登まひととそのひなたち〜」

https://kakuyomu.jp/works/16818093078535136488

 |エロ度……―     |

 |アクション……★   |

 |昼ドラ度……―    |


「恋や明かさむ」の前日譚。

 奴婢売ぬひうりのいちに立たされた少女と、その義理の兄を救うヒーローの話。




 ●短編「メユカはクジラに口づけする」

https://kakuyomu.jp/works/16818093079020393315

 |エロ度……★     |

 |アクション……ー   |

 |昼ドラ度……―    |


「恋や明かさむ」スピンオフ。

 脇役である、鎮兵ちんぺい久自良くじらの、ラブストーリー。




 ●短編「メユカは千回だって好き」

https://kakuyomu.jp/works/16818093087429206627

 |エロ度……★     |

 |アクション……ー   |

 |昼ドラ度……―    |


「メユカはクジラに口づけする」の後日談です。

 ラブラブ、ハッピーなメユカとクジラ。




●ショート「赤鱗せきりんの縁談 〜無礼な男許すまじ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16818093087537364586

 |エロ度……―     |

 |アクション……ー   |

 |昼ドラ度……―    |


「恋や明かさむ」前日譚。

 佐久良売さくらめは縁談の席で、勘違い男から侮辱されて……?!




●ショート「かもすらも 〜悲しい真比登〜」

https://kakuyomu.jp/works/16818093087578284320

 |エロ度……―     |

 |アクション……★   |

 |昼ドラ度……―    |


「恋や明かさむ」前日譚。

 疱瘡もがさあとを差別される、悲しい真比登……。彼の寂しさと善良さが良くわかります。





●ショート「つる間遠まとおく 〜幸せ真比登〜」

https://kakuyomu.jp/works/16818093087618574981

 |エロ度……―     |

 |アクション……―   |

 |昼ドラ度……―    |


かもすらも 〜悲しい真比登〜」とついを成すショート。

「恋や明かさむ」後日談。

 幸せになった真比登の一人語りです。





●ショート「見ねば恋しき 〜若大根売わかおおねめは待つ〜」

https://kakuyomu.jp/works/16818093087500871880

 |エロ度……★     |

 |アクション……ー   |

 |昼ドラ度……―    |

 恋人を陸奥国で待つ若大根売わかおおねめ。2話完結。

 「恋や明かさむ」と、「遣唐使の恋」をつなぐ為の物語。




●中編「明闇あけぐれかり 〜夢を追う源〜」

|エロ度……―     |

 |アクション……★   |

 |昼ドラ度……―    |

 夢をつかむ為、奮闘する源のサクセスストーリー。

 これも、「恋や明かさむ」と、「遣唐使の恋」をつなぐ為の物語です。

 








【お願い】

 ●中編「うらふく風の 〜母刀自ははとじ福成売ふくなりめ〜」

 |エロ度……★★★    |

 |アクション……―    |

 |昼ドラ度……―     |


 これは、必ず本編読了後にご覧ください。

 本篇のクライマックスの良いところをまるまる一話、抜き出してるからです。

 本編読破した読者さまには、是非ともご覧いただきたい、母刀自の愛の物語です。





 ●実はショート同士も緩やかに繋がりがありまして、 

 ──────────────

 ・「三虎、吾が夫」→「花麻呂、立つ虹の」


 ・「悩ましけ」→「うらふく風の」

 ──────────────

 の順番で読んでいただくと、より美味しくなる仕様です。

 



 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 時間軸を整理します。

(読む順番の推奨すいしょうではない。)


 作品名       (主人公)


「龍は金弓持ち光り輝く」(多津売たつめ金弓かなゆみ

 ↓

紅艶こうえん」 (椿売つばきめ鎌売かまめ

 ↓

かみな鳴りそね」(億野麻呂おのまろ阿耶売あやめ之伎美しきみ

 ↓

蘭契らんけいニ光ヲ和グ」(大川、三虎みとら比多米売ひたらめ

 ↓

「三虎、」(三虎、莫津左売なづさめ

 ↓

暖来良思はるきたるらし  〜春きたるらし〜」(みなもとと七人兄弟)

 ↓

「ももきね旅の草枕くさまくら」 (わたるみなもと

 ↓

つつじのにおはむ時」(佐久良売さくらめ都々自売つつじめ

 ↓

「メユカはクジラに口づけする」(久自良)

 ↓

りつつをらむ  〜真比登まひととそのひなたち〜」(真比登まひと五百足いおたり小鳥売ことりめ

 ↓

「あらたまのこひ ぬばたまのいめ」(三虎、古志加こじか

 ✺「君をとまとも」(子供時代の古志加)

 ✺「恋や明かさむ」(佐久良売さくらめ真比登まひと

 ✺「いそばひるよ」(難隠人ななひと浄足きよたり)を含む。

 ↓

 ❇同じ時間軸。

 ❇「伊香保風いかほかぜ」(古志加)

 ❇「悩ましけ」(伊奴いぬ

 ❇「うらふく風の」(母刀自・福成売ふくなりめ

 ❇「花麻呂、立つ虹の」(花麻呂)

 ❇「いはゐつら」(福益売ふくますめ川嶋かわしま




 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 おまけ。


「いはゐつら 〜女官・福益売ふくますめ〜」から、古志加をちょっと呼んでみますか。


 加須 千花「おーい、古志加こじか


 古志加、粉酒こなさけ(ノンアルコールの甘酒)を須恵器すえきはいで飲みながら、とことこ歩いてくる。


 古志加「なあに?」

 加須 千花「何か一言ちょうだい。」

 古志加「うん、この粉酒ね、福益売ふくますめが作ってくれたんだけど、甘くて、どろっと舌にのる飲み口が、たまらなく美味しいんだよ。

 福益売の愛子夫いとこせがさあ、これ飲みながら、オレは幸せだ、ってつぶやいてさ。

 福益売が、まあ、まあ、って言いながら真っ赤になったから、あたし、福益売の頬をつついてやった。えへへへ───!」


 加須 千花「自由だな。」




 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


 


 

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