力が正しかった時代より

終戦当初と現代の2つの視点から語られるヒューマンドラマ作品です。

過去では理不尽な力に踏み潰される描写が数多くありながらも、その中でも友情と努力を忘れない真面目な主人公が描かれています。

その一方で、現代では自堕落に生きる主人公が描かれ、彼が人間として徐々に成長していく姿が描かれています。

直接の対面すらありませんが、血と縁によって明らかになっていく両者の関係。

過去の主人公がどう生きたのか。現代の主人公はどう生きるのか。

ぜひ読んでみてください。

その他のおすすめレビュー

村本 凪さんの他のおすすめレビュー173