望まぬ嘘で加速する孤独

とある出来事によって自分の感情を制御できなくなった主人公が、元の自分へと戻るために原因を探す現代ファンタジーです。

主人公を襲った呪いは、孤独を招く悪辣な呪い。

好悪の発言が反転するのは序ノ口。時には行動も、そして思考すらも呪いに支配され、段々とコミュニティの外側へと追いやられていきます。

解決するためには呪いを解くしかありませんが、突出した知識はゼロ。一から情報を集めるしかありません。

呪いに苦しめられる毎日に疲弊する中、ある日、とある少女に呪いのせいで言い寄ってしまいます。

けれど、そこから事態は急展開。語られることの無かったお話、ひっそりと生きてきた一族。知ってしまった本当の歴史。

主人公はハッピーエンドを迎えられるのか。

ぜひ読んでみてください。

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