殻で隔てられた光と闇の世界

とある事態によって太陽の周りに移り住んだ人類の歴史と、そんな末裔である主人公の活躍を描いたSF作品です。

太陽の周りに取り付けられたダイソン球の内部に暮らす主人公は、常に日中を過ごすせいで夜も星も知りません。

プラネタリウムにて知識を得た主人公は、いつか星を見る機会を求めながら日常を過ごしていました。

そんなある日、施設の一部に不具合が生じます。トラブルの位置から考えるに、ギリギリ外部に存在する星が見れるかもしれない。

そう考えた主人公は、後先考えずに行動を起こします。

施設の不具合と続く事故。主人公を待ち構えている運命とは。

ぜひ読んでみてください。

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