これは本当におもしれー女(そのままの意味で)

季宮 玲花(きのみやれいか)は没落した元お嬢様ですが、庶民の学校のレベルを引き上げて差し上げようと生徒会長に立候補し、あえなく撃沈。孤高のボッチ、それが季宮 玲花という女。
ですがそんな彼女にもわずか7人だけ投票してくれた人がいたようで、彼女はその7人を探し出して下僕にすることを決めます。彼女は無事に7人の下僕を見つけ出し、庶民の学校に君臨する王になることができるのか――?というお話なのですが。

まずタグの「おもしれー女」に偽りなく、季宮 玲花はおもしれー女です。実家が没落しても、全く人望がなくても、驚くほどのポジティブ思考で膝を地につくことがありません。この振り切ったポジティブ精神が読んでいてとても気持ちがいいです。

そして彼女を取り巻く7人の下僕……もとい男の子達。コンテスト応募時点では2人までしか出ていませんが、どの子もかなり魅力的な人達ばかりで、残りの5人はどんな子が出てくるのだろうと期待は高まるばかりです。
これはぜひ長編化してじっくり連載で読みたい!と思わせるほどに読んでいて楽しい一作でした。

とってもおすすめです!