第十節 世の中には釈然とする事柄は少ない。への応援コメント
ガス室、皮肉なことに、「高貴なかたを銃弾で殺すのは忍びない」という、「それなら最初から殺そうとするな!」という論理…本当にこの世界の日本では、皇軍が存在する形で終戦したということは、実際の日本のより以上に、皇室問題は「最高機密問題」でタブーなのですね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
この問題にどこまで触れていいのかわかりませんでした。
そもそも、こうした題材として登場させるのは、あまりよろしくないような気がします。
けれども、この世界は「現実」とは異なる世界線なので……きっと許していただけると信じています。
第九節 一族のためにへの応援コメント
家を廃する公家がある中での公家としての一族への危機感…本当に、こう、「敵側」にもドラマがあるのですね、例え共感が一族以外にはできないことだとしても、一族としては一族のためだと思い、「正しいこと」をするというのが…。
作者からの返信
露月ノボル さま
コメントをありがとうございます!
一族を背負って立つと言うのがどういうものか、わたしにもよくわかりません。
けれども、由緒正しい公家の一族であれば、そういった重圧もあるのかな、と。
……となると皇室って、どんな重圧なんじゃ、と。
第七節 こういうシナリオは、考えられませんか……?への応援コメント
さすがプロ…すごいですね、そして傷痍軍人会のかつての戦士達…。
武器商人として、政権内部に繋がりを持ち、万が一の時は横やりを入させて少なくとも一時保留させる…そういった防御策があったのですね、最強すぎます…!
作者からの返信
露月ノボル さま
ここから救出劇が、反撃が始まっていきます。
傷痍軍人会を隠れ蓑に、彼らが本格的な暴力へ乗り出していきます。
第六節 不死身のインパクトへの応援コメント
流血、暴力、死…それを否定して、暴力を否定すること自体は正しいのでしょうが…正しいからといって、この物理的なものに支配された世界においては、力の無き暴力の否定という正義は無力であったり、逆に無力である正義であるがために、暴力による暴虐を阻止できないという、不作為の、罪すらあることすら、あってしまう中、流血、暴力、死、それらを否定するために、暴力を用いて流血、暴力、死を伴いながらも戦う、そういった平和もまた、在るし、それを見失わないための「正義」を、常に模索していくこと、それを選んだYPLFなのでしょうか…。
作者からの返信
露月ノボル さま
YPLFは反社会的な勢力です。
けれども、彼らは自分たちの信じる正義を全うしようとしています。
そこには流血と暴力が付きまとうし、けれども暴力が時間を超越して問題を解決してくれる場合もある……。
そんな葛藤を師匠のもとで考える時間を作りたかったのです。
第五節 いつもとおんなじへの応援コメント
カッコいい、縛られない、自由で自分を自分らしく生きる生き方…。
次郎さんの人生、美香さんの、恐らくは孤独になるまでの人生…衿さんの遺志、様々合わさって、こう、「今」がある、最高にカッコいいです!
作者からの返信
露月ノボル さま
結構ハードな日常を生きているのかもしれませんが、彼らは原則としてバカなので、そう感じていないのかもしれません。
過去に積み重なった業のようなものを理解しながら、振り返らないように……前だけ見て生きている感じの人々に仕上げたかった……!!
第四節 どんな時も笑えって。ほら、笑え!への応援コメント
次郎さんの、過去にそういった人生が…。
本当に、衿さんに出会わなかったとしたら、ゲラゲラ笑うどころか、表情すら失い、死んだように生きていただけかもしれませんね…。
そう、今をゲラゲラ笑いながらも生きる、そして自分は誰かを助けられる人間にならなくちゃいけない、今度は助ける側になる、それが自分を助けてくれた、衿さんへの弔いだったのかもしれませんね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
どこで分岐点が来るかなんてわかりません。
ただ、白山次郎という人物が生まれたのは……きっと悲しい現実のなかでどうしていいのかわからなくなってしまった時なのだと思います。
楽しく生きていきたいもんです。
第三節 処置命令への応援コメント
どんな悪人でも人生があり、それがお金や名誉欲や権力欲などへの欲望で良心を売り渡すドラマがありますが…神宮寺さんの場合は、そういった背景があったのですね…。とてもではないですが、誰も共感こそできないでしょうが、でも神宮寺さんの立場と心理としては、「正しいはずと思う」事をしている、例え自分が長兄より優れているという事を示すのが下心としてあっても、例え中級公家だという劣等感を克服したいという下心があっても…こういった、ドラマがあり、なされたことだというのが、物語を重厚にするものの一つに思いますし、納得がいってしまいました。
そんな中、一般市民を味方につけること、と、いうよりも、一般市民が知れば許さないだろうと一般市民の「良心」を信頼して、味方になってもらうこと、それで戦うYPLFと、暴走した政府…どちらが国民の立場に立っているのか、ですね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
市民には市民の悩みが、上級階層の方々には相応の悩みがあるんだと思います。
そんな一例を描けていれば……!!
YPLFはバカな人たちの集まりなので、上級階層が四苦八苦するのを見るのが好きなんでしょうね。
第二節 テロリストの末路への応援コメント
自衛隊と皇軍が並立する世界で…逆に、皇軍なのにもかかわらず、「皇族の血筋」であるはずの京子さんを、「国体護持が法と秩序」だと公家が思ってる国の都合で、殺そうとする…。
「公家」というエリート主義が支配する日本、「戦後」の歴史によっては、あり得たかもしれない未来、ですね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
コメントをありがとうございます!
法と秩序、また慣習によってエリートとされる選民の方々は既得権益を守るために本末転倒なことをして……欲しいと思います。
その方が悪役として、素敵に見えるんです。
我々の「戦後」は1945年に敗戦しましたが、早期講和によって帝国時代の慣習が残ったら公家の方々も活躍する場所がしっかりと残っているのかな……と。
第一節 これは人質交渉じゃないへの応援コメント
ビッグ・ブラザー、匿名と自由が原則のはずのインターネットの暗黙の認識を侵害する、究極の特定手段でしょうか…。。。
それもですが、美香さんは、孤独だったのですね…リスナーのかたや、一般的には知り得ない情報へのアクセス、そういったものを代償行為として孤独を癒やして…でも満たされない、孤高の情報員になるまでに、恐らくは様々な事があったのでしょうね…。知り得ない情報を知る事で、孤独にならざるを得ない事が、情報員にはあったりするのかもしれない、と思います。。。
作者からの返信
露月ノボル さま
いつもコメントありがとうございます!
個人情報保護とは言われていますが、どんなサービスにもバックドアは備え付けられていると思います。それを国家規模で情報を収集する機能があってもいいと思うわけです。運用に関しては、別としても……。
最終節 誤情報じゃない! すべて事実だからへの応援コメント
草の根で広げていった、雀荘のみんなやラーメン屋さんの常連さん達や様々な人達とのが、やもやもの情報攪乱と合わさってこういう形で実を結ぶとは…!
嘘つき政府に一泡もふた泡も吹かせるYPLFのぶっ飛ばしが爽快です!
作者からの返信
露月ノボル さま
いつもコメントをありがとうございます!
民主国家なら市民の声を聞く、が大前提なのですが、その大前提って軽んじられたりするとシゲキ的な世界観になりますよね。
そういう世界に対する反抗をやってみたかったです。
第十節 いま、言っとくへの応援コメント
「居場所」…色々考えさせられてしまいました。
本当、居場所がないって辛いんですよね…京子の場合はかなり特殊なケースかもしれませんが、例えばクラスに属しているのに、周りに数十人いるのに、居場所がない子…とか、社会的に居場所がなくて、ホームレスをさせているかた…とか、つい色々考えてしまいました。。。優しいですね、YPLFは…。
作者からの返信
露月ノボル さま
いつもコメントをありがとうございます。
居場所がないのは、なかなかにつらい事です。
そういう場所を探す時間を与えてくれる、そんなテロ組織なのかもしれません。
第九節 『ババア!』って書き込んだヤツの住所も特定するからへの応援コメント
こう、草の根から広がっていく情報には、トップダウンで情報統制する政府は弱いですものね…!
作者からの返信
露月ノボル さま
政府の情報統制と民間の自由闊達な情報発信……。
これらをうまく表現したいなぁーと。
悪い奴らをやっつける。
ステキな結末に繋がれば……!!
第八節 謝ってない。ありがとうも言えてないへの応援コメント
優しい空間ですね…バカやって笑い合って、悼む人がいれば共に悼んで、って…。
作者からの返信
露月ノボル さま
高級レストランより、場末の定食屋の方が人情があって好きです。
このラーメン店も、そんな情景のひとつになっていれば……ありがたい限りです。
第七節 愚民どもは全裸で踊りまわるへの応援コメント
「俺達がふざけた世界の、バカげたもんをたくさん紹介してやる。楽しくて、笑えるような世界を!」、そう願ってしまいますね…。
しかし、ジロリアンな京子さんというのもなかなか…!
作者からの返信
露月ノボル さま
世のなか、なかなか面白くない事ばかりの連続ですけれども……バカみたいなことして楽しく幸せに生きられたら、どれだけステキな事か。。。
とりあえず、濃厚なラーメンは幸せをくれるものだと信じています。
第六節 こんばんやもやも!!への応援コメント
美香さんの配信を観てみたい…!
配信の場で世論を創るのかなと思ってしまいました、皇軍が敵…皮肉なお話ですよね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
最近はVtuberも人気なので、これも題材として使いたかったです。
もっと有効な使い方があるのかもしれませんが……。
第五節 自らの人生を呪っているへの応援コメント
「俺達がふざけた世界の、バカげたもんをたくさん紹介してやる。楽しくて、笑えるような世界を!」やっぱりカッコいいですね・・・そして、人生を呪い頭に当てた銃の引き金を引けてしまう京子さん…。相当な絶望がないとできないですよね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
極限のなかの数日間……。
そうした状況を作りたかったのですが、バカな国際テロリストのせいで、どうにも全体の雰囲気が軽くなってしまった気がします。
けれども、京子の重圧は自殺を考えてしまうほどしんどいものであると伝われば……嬉しいです。
第四節 隠し子への応援コメント
こういった形に、序章のが続くのですね・・・。
最初、もしかすると終戦の形が、「皇室の廃止」が条件にされ、秘密裏に保護されていたのが、名実ともに存在し無い事にするために処分する事になった、という形なのかもしれないと思っていましたが、こういう女系天皇を巡る公家との関係だったとは・・・。
作者からの返信
露月ノボル さま
いつもコメントをありがとうございます。
なかダルみしてしまいそうなところで、問題の根幹を提示させていただきました。
非常にセンシティブな問題で、題材としていかがなものかとは思いましたが……一度は挑戦してみようと思った題材なので、後悔はしていません。
きっと賞レースでは弾かれるものだろうなぁと覚悟はしております。
第三節 あたし達のやり方は変わらないへの応援コメント
やもやもな美香さん、次郎さん、「当たり前」がそこに当たり前があるように・・・、こういうオトナがカッコいいです!
作者からの返信
露月ノボル さま
こういうオトナって格好いいなと思いながら、書かせてもらいました。
でも、ライトノベルはこういうオトナたちより学園ラブコメを求めているように思えていて……ぐううう!
第二節 嘘つき政府なんかにへの応援コメント
京子さんと次郎さんのやり取りが面白すぎて・・・!
って、報道管制って、本当にこういう形であったりしている事って、「嘘つき政府」、もしかすると次郎さんは、何か国に裏切られた事があるのかも、と思ってしまいました。
作者からの返信
露月ノボル さま
いつもコメントをありがとうございます。
穏便に処理をするため、事実を隠す。
国民生活はそのまま流れ、該当者だけが地獄に放り込まれる。
そんな独裁的な政府は嫌ですよねえ……。
でも、どっかで……ありそうなのかも?
第一節 あの娘どもを消すために。への応援コメント
「皇軍」と「自衛隊」という、2つの軍…何かしらの事が、歴史と大きく変わっている世界なのですね、それにしても、「皇軍」がという事は…。
作者からの返信
露月ノボル さま
コメントをありがとうございます。
1944年に第二次大戦が早期講和で集結している世界線なので、もうやりたい放題です。
最終節 戦争文化遺産への応援コメント
カッコいいですね…こういう、地元住民達の、お年寄りのかた達の保存会が、こういう風に活躍するシーンって、何というか不謹慎ですがかっこよく、微笑ましく、「見たか!」って思ってしまいますよね…!
作者からの返信
露月ノボル さま
じーさま達が活躍する世界も、魅力的かなあと思っています。
過去の遺物を動かせるのは老人だけ……というのも、ロマンがあるかなあ、と!
第三節 だから、弾は入ってねえってへの応援コメント
京子は…すごいですね、流れとして恐らくは自らの頭や胸に向けるかと思ったのですが、次郎に向けて、引き金を引けてしまう…そういった、「こんな無粋なもので人を撃ち殺して、それでお金を稼ぐ連中」の仲間だからと思い、バカじいの復讐で引き金を引けたのでしょうか…。人を直接殺した経験が一度も無い人は、少なくない人は、復讐のためだとしても、最初の一発を撃つのにすごく葛藤するのがあるかと思いますが…その辺の葛藤を描かれると、だいぶ長くなってしまうし、「けれどもすぐに影が瞳を覆ってしまう」と、絶望していて心の方が追いつかなかった、のかもしれませんね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
コメントをありがとうございます。
ご指摘の通り、もう少し葛藤があってもいいかなと思い加筆をさせて頂きました。
京子は強い、でも哀しみで混乱している。
そういう文章に変更をさせて頂きました。
誰かに読んでもらい、こうして指摘を頂けると本当にありがたいです。
第二節 くっさい自宅への応援コメント
漏れて読んでしまってすみません💦
京子が、恐らくは寝床に敷いたビニール袋は、恐らくは次郎があげたのでしょうか…?
それは置いておいて、「組」の者が銃撃を受けたのが明らかに分かる車両が街中を走っていたのに、それについての報道もなく、そもそも「制服を着た女子高生が居なくなったという事件」も報道されていない、謎が深まりますね…。
作者からの返信
露月ノボル さま
コメントをありがとうございます。
ご指摘を頂いたシーンについては、少々語弊があったように思いましたので修正を致しました。
フツーであれば報道されるし、事件として大々的にメディアが取り上げる。
それが成されない事件……?なのです。
序章 前篇への応援コメント
1944年、エカテリンブルグ…世界がどのような歴史を辿ったかを、様々なことを考えてしまいますが、そうだとしたら…。
京子の住んでいた屋敷の惨事、「バカじい」と呼んでいた、わがままばかりかけていた、17年、産まれてからずっと、恐らくは傍に居た存在を失った京子さんの、屋敷の外へと旅立たなければならない残酷な時が来た様子を感じました…。
白山次郎さん、知られず秘密兵器として属していて、ニキータさんとのオッズは次郎さんがやはり倍率が相当高く…掛け金は9800万円。もしかすると、貨幣価値が私たちの世界とだいぶ違う歴史なのかな、とつい思ってしましました。
とても続きが読みたい出だしだと思います…!
作者からの返信
露月ノボル さま
コメントを頂きましてありがとうございます!
カクヨムでは、絶対にウケないジャンルだと思っていますが……読んでいただき、本当にうれしいです。
我々の現実とは違う世界線――。
ある意味で異世界の物語と捉えて頂けると嬉しいです。
第一節 あの子は、死んじゃいけない人間なんだへの応援コメント
読み合い推奨企画から来ました!
お互い更新がんばりましょう!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お互いに頑張りましょー!