その狂気の、在り処。

闇がないところには光がない、というように。
絶望のないところに希望はない。

治郎左衛門に、確かに「狂気」はあったのでしょう。

けれどどうしようもなく、人間という生きものは、あるいはそういう存在なのではないかと、そんな気もする私もいます。

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