第7話(終) 有意義な時間
ベッドに入りながら優は今日の出来事を思い返す。朝は調子悪かったけど羽奈がピクニックに誘ってくれた。天気も良くて、とても気持ちがよかった。サンドイッチ美味しかったなぁ。羽奈の服も可愛かった。僕は幸せだ。
羽奈は今日の出来事を思い返す。朝は優が調子悪そうで一日だめかなとおもったけど、一緒にピクニック行ってくれた。お料理も手伝ってくれて、嬉しかったなぁ。あの青空をまた見たいな。優の幸せが続きますように。私は幸せだ。
羽奈が寝返りを打とうとすると肩が触れ合う。2人は振り向く。顔が近い。ドクン、ドクン…。羽奈の胸の鼓動が大きく、速くなる。
「ごめん、優。当たっちゃった。」
「ううん、大丈夫。」優が顔を近づける。
「んっ…。」やわらかい感触が羽奈の口に当たる。その柔らかいものに答えるように羽奈も顔を近づける。時の流れが遅く感じた。
2人は目を閉じ、同じことを願う。
ー明日も どこかで 誰かが 幸せを見つけられますようにー
波状の日々と絡み合う恋 一ノ瀬うた @itinoseuta
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます