概要
セイレーンもヒュドラも生き物。ならば対策してみせます!
現在認識されている世界は、実は全体の三割にも満たないという。人類未到のまだ見ぬ世界を探して、人々は冒険者となり大海原へ冒険に出ていく。
しかし彼らの旅路は、海に棲む恐ろしい海妖たちに悩まされ困難を極めた。
そんな冒険者たちの頼みの綱は、島国ゆえ海妖たちの恐ろしさが身に染みているキクノス王国が設立した王立海妖対策研究所とそこに所属する海妖対策士。
今日も一隻の船が新大陸到達を目指して旅立つため、研究所に海妖対策士の派遣を依頼する。「金はいくらでも払う。一番優秀な奴を出してくれ」——そんな船長の依頼に応えて送り込まれてきたのは、見るからに頼りない小柄な少女・エンテだった。
チェンジで!と憤る船長のアクイラ、及びこんな子で大丈夫かと心配する船員たち。
しかし小心者ながら負けず嫌いな
しかし彼らの旅路は、海に棲む恐ろしい海妖たちに悩まされ困難を極めた。
そんな冒険者たちの頼みの綱は、島国ゆえ海妖たちの恐ろしさが身に染みているキクノス王国が設立した王立海妖対策研究所とそこに所属する海妖対策士。
今日も一隻の船が新大陸到達を目指して旅立つため、研究所に海妖対策士の派遣を依頼する。「金はいくらでも払う。一番優秀な奴を出してくれ」——そんな船長の依頼に応えて送り込まれてきたのは、見るからに頼りない小柄な少女・エンテだった。
チェンジで!と憤る船長のアクイラ、及びこんな子で大丈夫かと心配する船員たち。
しかし小心者ながら負けず嫌いな
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!大海原で襲いかかるセイレーンやヒュドラ。対策は、小さな少女で大丈夫!?
「チェンジだ!」
まだ見ぬ世界を見つけるため、冒険者が海へと繰り出す時代。海妖対策士エンテは、冒険者を海の怪物から守るために、ある船へと派遣された。しかし、やってきて早々、船長から戦力外通告を受けて……!?
小柄な少女エンテが、とある冒険者たちの船に乗り込み、襲いかかる海妖たちから船を安全に航海できるよう対策していく物語。エンテの一人称で綴られる本作は、彼女の負けん気溢れる情熱が可愛く書かれていて、読んでいて面白かったです。
船長のアクイラは美形の俺様船長で、エンテのことを最初は不安に思っています。けれども彼女の仕事ぶりを見ていくにつれ、変化していく態度にはギャップ萌えするところもあり…続きを読む - ★★★ Excellent!!!優秀な海妖対策士は……アヒルちゃん?
まさかの第一声にチェンジ!と言われてしまった少女エンテ。
しかし、アヒルに例えられるほど小さな彼女は王立海妖対策研究所の最高位である『第一級海妖対策士』だった。
ほとんどが解明されていない広大な世界で、新大陸到達を目指して恐ろしい【海妖】が跋扈する大海原へと旅立つ一隻の船――とある冒険者たちのお話です。
子アヒルことエンテの一人称視点で物語は進んでいきます。
一人称ゆえに彼女がどれだけ対策士として真剣に考え、だからこそ仕事には一切手を抜かず俺様な船長にすら噛み付く負けず嫌いな性格かひしひしと伝わってきます。
エンテの感情が時に面白おかしく、時に誰よりも直向きに描かれており、どんなに危険な海上…続きを読む