概要
『知ってるさ。言い訳を煮込み続けたって―最後には焦げ付く事を。』
無気力な小森常葉(こもり・ときわ)は今日も人生に言い訳をしながらニート生活。
無為な日々を過ごす彼は―用事と夕食のカレーの買い物を済ませた帰り道に元彼女の日野(ひの)いずるに出会う。
そして、付きまとわれ、家に上がりこまれる。
気まずい時間を過ごすふたり。
小森は日野を他所にカレーを作りはじめ。
日野はカレーを食べさせろと言う―
◆
※緩めの人物スケッチな仕上がりです。大きなドラマはありません。
無為な日々を過ごす彼は―用事と夕食のカレーの買い物を済ませた帰り道に元彼女の日野(ひの)いずるに出会う。
そして、付きまとわれ、家に上がりこまれる。
気まずい時間を過ごすふたり。
小森は日野を他所にカレーを作りはじめ。
日野はカレーを食べさせろと言う―
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※緩めの人物スケッチな仕上がりです。大きなドラマはありません。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!言い訳を繰り返す人生への言い訳の言い訳
言い訳は癖になる。
自分がこうなのは誰かのせい、何かのせい、そう言葉にするうちに、自分でも気づかないうちに全てを他人のせいにして、人生そのものに言い訳する羽目になりかねない。
主人公の小森は、そんな風に言い訳を繰り返して、遂にはニートになってしまった男。
だが、そんな彼にも、彼を見捨てられない他人はいた──。
一人で生きるのは難しい。それは、人は自分の為だけにでは、なかなか動き出せない生き物だからだ。
誰かの為、何か言い訳の外になるものがあれば人は動き出せる。
それはニート生活の彼が、料理くらいはこだわっているところだったりからも窺える。
今こうして自分が人生を生きているのは、誰…続きを読む