悩める気弱な少年の成長と共に

たすけ手にかかった一本の電話から、物語は始まる。
どこまでも前向きな兎型のリタが、気弱な少年ルシェをどのように導くのか。それがこの物語の中核だろう。

誰かに謝れること、誰かと仲良くなること。
きっとそれは誰しもが悩んだことがあることだろうと思います。
大切なことを思い出させてくれたり、ああそうだったなと思わせてくれたり。

今後もきっとリタはルシェをみちびいていくのでしょう。
その先も見てみたくなる物語でした。
ぜひご一読ください。

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