ちゃきちゃきお姉さんが見守る気弱少年の成長のお話。

 少年が成長して、光の無かった瞳に光が宿るような、丁寧にまいた種から芽が吹くような、雪解けに春を感じるような話でした。
 お話は短編ではありますが読後感が良く、キュンとしました。
 自分に誇れるものが何もなかったルシェ君と級友ケン君の距離感が控えめに言って最高です。刺さります、推せます。

 相棒になったリタ姉さんが出しゃばらず見守りつつフォローする距離感も良く、鹿嶋先生のキャラ構築が素晴らしいと思いました。

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