人間の執着の傍観者に成れると……

この小品の素晴らしいところは人間の執着の傍観者になれるところだ。

俯瞰的なら誰しも滑稽な行動に気付く。

だがこのカクヨムへの投稿と☆の数等に右往左往する私達。

その承認欲求への飽くなき行動はこの小品の中の主人公と何が違うのか。

そんな何かを想わせてくれる逸品だ。