幸福とは抽象的なものである。そのような抽象的なものごとに迫るきっかけを与えることは、小説などの物語の得意分野にちがいない。本作を読みながらそんなことを思った。
わたしの評価は主観です。 ★×1・×2の評価をすることも多いので、それを嫌う方はブロックするなどしてください。 なお、★はその数にかぎらずすべて高評価です(こ…
はい。頭悪そうな説明をしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。m(_ _)m貴重な巻物を奪う任につき、命からがら持ち帰ったにも関わらず理不尽な追放を受けたクノイチ・お涼。そして彼女の命の恩…続きを読む
国と国が争う戦国の時代、主人公お涼は忍びとして負傷しながらも任務を果たします。しかし里に戻るも追っ手に姿を見られたことを理由に崖から落とされてしまいます。その後、彼女は怪我をした際に開放してくれた…続きを読む
物語は優秀なくノ一お涼が、手練れの追手から逃れるという緊迫したシーンから幕を開けます。まるで映画のような始まりです。そこからは、お手本のような起承転結。無駄なくスピーディーに展開されていく…続きを読む
五十数話をひと息に拝読しました。ひと息に、ということばが似つかわしい。お話の拍動、脈打つちからは、怒涛のように、圧倒的に、せまるのです。時間をおかせてくれない。端正でうつくしい表現たちが、主人公とそ…続きを読む
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