『再臨』

 黒瀬ナギサを死へと追いやったかに思えた刀の一撃。

 しかし、それはアスファルトの地面を叩くだけで終わった。


「……は?」


 何が起こったのか理解できず、サツキは間の抜けた声を漏らした。

 彼女はキラの方に目をやり──やがて気がつく。

 キラの両腕に抱えられた、黒瀬ナギサの姿に。

 ……キラは、コンマ一秒にも満たない間に、己の腕を再生させ、死ぬ瞬間を待つことしかできない黒瀬ナギサを攫い、サツキの一撃をすんでのところで回避したのだ。


「ま、まさか……いや、ありえん! 『覚醒』は中途半端な状態で終わ――」


「……はぁ、」


 狼狽し、声を震わせるサツキの声を遮って、キラは冷たく息を吐き出した。


「ごめんね……わたしのせいで、ひどい目に合わせちゃって。苦しかったよね、辛かったよね、痛かったよね……。わがままなわたしで本当にごめんね」


 潤んだ声で小さく謝ると、キラは意識を失った様子のナギサを優しく地面に下ろした。


「とりあえず、今すぐ治すから。じっとしていてね」


 幼い子どものような調子で告げて、キラはナギサへと右手をかざす。右手から七色の光が溢れ出し、身体の至るところにできた傷を覆って、たちまちに癒やしていく。


「……って、あれ? 全然、治らない。いつもなら、どんな欠損であろうと一瞬で完治するはずなのに……」


 がっくりと肩を落として、キラはまじまじと自分の右手を見つめる。


「んー、もしかして、アレかな? この身体が私に適応しきってないせいで、前の時よりもさらに外部への出力が弱くなっているのかも……。やだなぁ、せっかくカッコつけてやろうと思ってたのに、こんなんじゃ、ちゃんと決まらないじゃん」


 何やらぶつぶつと呟き始めたキラ。その様子はどこか不気味で、サツキの本能が警鐘を鳴らしていた。


「……まぁ、出来ないものは仕方ない、か……。うん、そうだよね! なら、これはもう使わない方向で……――」

「お、おい! 君は一体、何者だ! その身体で、何をしようとしている!」


 不穏な空気を察し、サツキはキラに向かって叫ぶ。


「……ん? ああ、あまり大きな声で質問しないで欲しいんだけど……まあ、いっか。ここまでやっちゃったんだもんね。もう誤魔化せないよね」


 サツキの方を一瞥すると、キラはにっこりと、この場にそぐわない笑みを、浮かべてみせた。


「わたし? わたしはねぇ、お母さんの知っての通り、九嶺キラだよ? お母さんの大大大好きな、とってもかわいい一人の娘だよ」

「……嘘、だ」

「ひっどーい。まだちゃんと話も聞いてないうちに否定しなくてもいいじゃん」


 頰を膨らませて、キラはサツキに抗議する。


「でも……えーと、そうだね。九嶺キラは九嶺キラでも、お母さんが知ってる側面の九嶺キラじゃないというか……んんー、説明が難しいなぁ」


 指を頰に当てながら考えるような仕草を取ると、キラはまたも微笑んだ。


「まぁ……簡単に言っちゃうとね、私は二重人格っていうヤツなの。この身体の元々の持ち主であるキラちゃんが、一定の条件を満たすと出てくる。それが今のわたし……って感じかな」

「……つまり、今の君は、キラのもう一つの人格だというのか?」

「ザッツライト。まぁ、厳密なところは違うと思うんだけど……。アヤメちゃんに見せてもらった漫画で例えるなら、そう! キラちゃんが無意識の内に切り離した後ろ暗い部分が、何の因果か巡り巡って出来たのが、わたしって感じ。ある種の防衛本能とでも言うべきかな」

「そんな馬鹿な……」


 あまりに突拍子のない話に、サツキはぽかんと口を開けた。


 にわかに信じ難い話だが……少なくとも、今この場にいる彼女はキラであってキラではないようだった。


「で、もう一つは……何をしようとしているか、だっけ?  別に、大したことじゃないよ。この子を助けに来ただけ」

「……助けに、だと?」

「うん。本当はもっと早く助けてあげるつもりだったんだけど……あははっ! 身体の方が思ってたよりも意固地でさー。ここに来るまでに時間を使っちゃった!」


 えへへ、と頰を搔きながら照れくさそうに笑うと、キラは視線をナギサにやった。


「……ま、そういうわけだから、ごめんね。お母さんを救うのは、諦めることにする」

「は?」


 ……いや、消えたのではない。人間の目が知覚できる速度の限界を、遥かに上回った速度で動いたのだ。

 即座に思考を切り替え、サツキは背後から迫る気配に刀を振るう。

 ――が、やはりというべきか、刃は虚しく宙を滑るだけに終わった。


 トン、という音と共に刀の先端へ重さがかかる。

 見れば、刀身の上にキラが一切の邪気を感じさせない笑みを浮かべながら、立っていた。


「おっと……一度だけ、やってみたかったんだよね。敵が振るった剣の上に乗るやつ。漫画とかでありがちな表現だと思うけど、この機に乗じてやってみちゃった。再現できて満足!」

「舐めた、真似を……!」


 刀に力を込めて、もう一度振り払う。

 キラはひらりと宙返りをして、サツキから大きく距離を取った。


「危ない危ない。急に刃物を振り回したら危険だって、小学校で教わらなかった? やめたほうがいいよー、刀って切れ味がかなりヤバいらしいし」

「貴様……!」


 こちらをからかうような言動をするキラに、サツキは憤りを露わにする。

 今のキラは一人の少女ではなく、正真正銘の化け物。手心を加える必要など、もうどこにもない。

 ――そうだ、もう殺すしかないのだ。これは敵だ。絶対に倒さねばならない、人類の敵なのだ。


「もういい……ならば、こちらにも考えがある」


 サツキは刀を構え、その刃に殺意の炎を滾らせる。

 ……目測で距離を測り、確実にキラを仕留められるタイミングを見計らう。


「考え? いくら、お母さんが頭を使ったところで、わたしには絶対に勝てないんだから諦めなよ。地を這う虫じゃ、空を舞う鳥に勝てないことくらい誰にでもわかるでしょ?」

「ああ、そうだな。そうかもな。だが、それが諦める理由になるとでも?」

「?」


 サツキの言葉の意味がわからず、キラは首を傾げる。


「貴様は知らないかもしれないが、私たち人類は、いつだってトライアンドエラーで無理難題に立ち向かって、ここまでやってきたんだ。……それを、勝つのは無理だから諦めろだなんて、馬鹿げた話はない。そうだろう?」

「なに、言ってるの? そんなの無理に決まってるじゃん」


 サツキの言葉に呆れたようにキラは笑った。


「大体、このわたしを倒そうという考え方そのものが間違っているんだよ。

 わたしを倒すには、わたしと同格かそれ以上の存在をぶつけるしかない。……なのに、取るに足らない類人猿ごときがわたしに勝つ? 冴えない冗談はやめてよー。あははは!」

「いいや、勝つさ。今この瞬間より、私の勝利条件は貴様の打倒となった。そこに私の生死は含まれない。何度も過ちを犯したこの身が、人類が貴様を殺すための歯車の一つとなれるのならば、それだけで十分」

「ふぅん……ああ、そう。なら、もういいや。つまんない。喋るのも面倒だから、この手で終わらせてあげるね」


 笑みを消し、サツキを見るキラの瞳に冷たい光が灯る。


 先程と同様、一瞬にしてキラの姿が搔き消え──サツキの眼前に現れた。


「ッ!!」


 刀を振るうよりも早く、灰色の剣がキラの右手から顕現し、突き出される。

 かろうじて致命傷となる一撃は避けたものの、脇腹に鋭い痛みが走った。

 外套の内側に仕込んでおいてあったプロテクターごと肉を裂かれたらしい。


「痛ッ……貴様!」


 痛みに顔を歪めながらも、サツキはキラから距離を取る。


「ちぃっ!」


 休む暇を与えず、キラは一瞬にして距離を潰すと、何度も斬撃を繰り出していく。そのどれもが的確に急所を狙うもので、まともに食らえば致命傷になるような攻撃ばかりであった。

 ……しかし、当たらなければ意味がない。キラの斬撃は掠めるばかりで、肝心の一撃は未だ掠めることすらなかった。

 だが──それはサツキの持つ技量の高さゆえの結果ではなかった。


 ――コイツ……! 愉しんでやがる……!


 攻撃を躱されながらも、キラは剣を振るい続ける。その表情に浮かんでいるのは満面の笑みで、愉しくて愉しくて仕方がないといった様子だった。


 ……サツキを弄んでいるのだ。


 いくら刃を振るおうとも絶対に当たらない距離を保ちながら、焦りを煽るように剣を振り回してくる少女の姿に、サツキの中にどうしようもない怒りが込み上がってくる。

 それでも負けじと刀を振り下ろすが──やはり空を切るだけだった。


 ――クソ……この最悪すぎる状況を前にして、出し惜しみしている場合じゃないか……!


 歯を食い縛りながら、サツキは覚悟を決める。

 目の前の災厄を、命と引き替えに討ち滅ぼす覚悟を。


「――制限解除、裏式発動……!」


 大きく後退しながら禁句を口にすると同時、サツキの体に変化が起こった。

 茶色だったはずの頭髪は白へと染まり、瞳は充血する。

 血は赤熱し、身体の内から食い破っていく。

 全身の血管が浮かび上がり、身体中の骨が軋む。

 思考は濁り、ただ目の前の敵を斬ることしか考えられなくなる。

 これこそがサツキの覚悟。自身を最強の状態に引き上げる代償として、使用者を死へと誘う禁忌の力。

 だが、無論犬死になどするつもりはない。一太刀で仕留められないのならば、何度でも、何百回でも打ち込めばいい。


「へぇ、何が起こるかと思えば、少しは見応えのある姿になったじゃん。強制同化……なるほど、伊達に七年間もわたしの母親兼監視役をやっていたわけじゃないね」


 感心したように呟いて、キラは足を止める。


「だけどさ……その程度じゃわたしには敵わないよ。わたしには自己修復能力があるからね。それを封じないと、わたしを倒すことは絶対にできないんだよ」

「ああ、わかっているさ。そんなことは最初からわかっている……。だから――」

「だから? どうしたの?」


 首を傾げるキラを他所に、サツキは懐から一つの筒を取り出し――その中身を炎を纏ったままの刀に浴びせかけた。

 黒い液体が炎へと絡みつき、瞬く間に禍々しい色へと染めていく。


「こうして、私の武器にとある性質を付与させるのさ。これが一体、何であるかぐらい、貴様ならわかるだろう?」

「! ああ、なるほど……そういうこと、ね。ははっ、これは流石のわたしも一本取られたかなぁ」


 ほんの一瞬だけ驚いた表情をしたものの、キラはすぐに平静を取り戻すと、灰色の剣を肩に担ぐように構えた。


「いいよ、お母さんがその気なら……わたしの方も少しだけ本気を出してあげるね」


 言うやいなや、キラの纏う雰囲気が一変した。

 吹き荒ぶ嵐のようなプレッシャーが、操車場全体を満たしていく。


「……っ」


 肌が粟立つような殺気に、サツキは思わず身をこわばらせる。

 ……無理もない。本能的に理解させられてしまうのだ。目の前にいる少女には、人類を滅亡に追い込めるだけの力があることを。

 しかし──今さら引くという選択肢はなかった。

 裏式を発動した際の死までのタイムリミットは保って、三分が限界と聞いている。

 ……既に数十秒ほど使わされしまったから、残された時間はざっと見積もって二分ちょっとだと考えるべきだろう。


「ふー……」


 深呼吸をし、精神を集中させる。

 相手はただでさえ強大な化け物だ。ほんの少しでも隙を見せればこちらがやられる。

 ……ならば。


「いくぞ、キラ。一分以内に決着をつけてやる」


 宣言と同時、サツキは刀を後ろに流すように構えて、踏み込んだ。

 刀身を覆う炎を爆発させ、十メートル近い距離を一呼吸の間に詰め寄ると、袈裟斬りを放つ。

 急所こそ避けられたものの、なんとか一撃を叩き込むことに成功した。


「まだまだぁっ!」


 休むことなく連撃を叩き込む。手数ではキラに遠く及ばないが、一撃一撃の重さならばこちらが上だ。

 サツキは怒涛の勢いで畳みかけていく。


 一撃。二撃。三撃……。


 打ち込めば打ち込むほどに全身が悲鳴を上げる。

 腕が、足が、頭が、胸が、喉が、あらゆる箇所が千切れてしまいそうなほどに痛い。

 痛い痛いと叫んで、自分という人間を見失いそうになる。

 どうして、これほどまでに苦しい思いをしなければいけないのだろうか。

 どうして、自分は戦っているのだろうか。

 本当は、普通に生きたかっただけなのに。大切な人たちと笑っていたかっただけなのに。

 だけど――そうはいかなかったから、こうして刀を振るっている。

 人類の敵を討つために、戦ってきたのだ。


 ――なのに、どうして……自分は今、こうして一人の少女を斬っているのか。


 わからない。もう何もわからなかった。考えることすら、億劫になっていく痛みの中で、それでもなお刀を握り続けるのは、なぜなのか。

 ……決まっている。守ると決めたからだ。

 少数を犠牲にしてでも、自分のような悲しい人間を生み出したくなかった。

 多くの人々の平穏を守るためなら、悪魔のような計画にだって、手を貸した。

 死んでいった戦友たちのためにも、せめてもの弔いをしてあげたかった。


 ――自分は逃げてしまったから。力ある者の責任から。


 ……かつて、九嶺サツキは目の前の少女にある言葉を送った。


 ――力を振るう者には、それ相応の責任が伴うべきだ、と。


 今もその言葉が間違っているとは思わない。力の暴走は周囲だけでなく、己をも傷つけかねないのだから。

 ……だけど。

 一つだけ、気になる点があるとするならば、その言葉を送った当の本人がその言葉を忘れて、道を踏み外していたということ。

 自分の中だけで完結させて、都合の悪い部分から目を逸らそうとして。


 ……本当に、最後までみっともない大人だとサツキは思う。


 ――この戦いがどちらに転ぼうとも、キラの前に待ち受けるのは、どうしようもない悲劇だろう。


 そしてその責任は、サツキにある。

 もしも、キラにちゃんと寄り添ってあげることができたのなら、魔剣士としての在り方を戦場で全うすることができたのなら、こんな最悪の結末には至らなかったのかもしれない。

 キラもまた、こんな化け物に成り果ててしまうことはなかったのかもしれない。

 全てはたらればの話だが……後悔がないと言えば噓だった。

 だからこそサツキはここで終止符を打つことにしたのだ。

この哀れな少女の魂を少しでも救い上げるために。

彼女に残酷な未来を見せないようにするために。


 ――そのためにも、負けるわけにはいかない……!


「あぁぁぁぁぁぁっ!」


 気合一閃──渾身の力で刀を振り抜いた。

 確かな手応えと共に、刀を剣で受け止めたキラの体が宙へと吹き飛ぶ。


「……っ!」


 苦悶の声を漏らしながらも、キラは空中で体勢を立て直し、見事な着地を決めた。


「ふぅん……すごいね。まさかこれほどの力があるとは、正直思ってもなかったよ」

「そりゃ……どうも……」


 賞賛の言葉を口にするキラに対して、サツキは血を吐き出しながらも、なんとか返事を返す。


「……でもさ、それだけじゃわたしにダメージを与えることは出来ても、殺すことは出来ないよ。本当に殺したいんだったら、次の一撃に全てをベットするくらいじゃないと」

「……それは」

「それは……どうしたの? もしかしてわたしを見くびってるのかな? 嫌だなぁ、最後の最後までわたし達を子供扱いするとか」


 そう嘲笑するキラの姿は、あまりにも幼くて、無垢で、残酷だった。


「……わかった。なら、次で全部終わりにしよう」


 数秒に渡る沈黙の末、サツキは静かに刀を掲げ、体内を巡る全エネルギーをその刃に集約させた。

 刀身から迸る黒い炎はフレアの如く、煌々と燃え上がり、しかして一点に圧縮される。

 サツキの命と引き替えに生み出された、炎の輝きは禍々しく、これまでにない熱量を発していた。


「そうこなくちゃ。それじゃあ、わたしの方も……」


 笑みを消したキラは、区画の隅で意識を失い寝かされたままのナギサをちらりと一瞥し、掌を向ける。

 次の刹那、ナギサの周りに透明な膜のようなものが展開され、瞬きの内に彼女を覆う球体へと形を変えた。


「心置きなく、フルスロットルで行かせてもらうね」


 キラもまた己の体内で際限なく湧き上がってくる力を灰色の剣に束ね、振り上げた。


 ――剣に光が灯る。


 世界を斬り裂かんとするばかりの七色の輝きが夜闇を照らし出す。


 ――時は満ちたり。


 互いに最大限の力をぶつけ合う覚悟は決まった。

 残るはその刃をもって、家族の物語に幕を下ろすだけ。


「じゃあな、我が娘よ」

「じゃあね、お母さん」


 別れの言葉を告げると、両者は同時に踏み込み、刃を振り下ろす。

 七色の輝きと禍々しい色の炎が放たれ、轟音を撒き散らしながら、衝突する。

 二つの力のせめぎ合いは、コンテナや資材の数々を軽々と吹き飛ばし、アスファルトで塗装された地面に大きな亀裂を走らせる。

 大気が震え、空間そのものが軋む。

 もはや天災と称しても差し支えない規模の破壊が、この操車場を容赦なく襲い、辺り一帯を塵と瓦礫とで埋め尽くしていく。

 まるで地球そのものが悲鳴を上げているかのような轟音と衝撃は、しかしサツキの耳には一切届いてはいなかった。


 ……ごく稀に。壊れているはずのものが自身の限界を超えて、動き続けることがある。

 今のサツキがまさにそれであった。

 無理を通してでも、彼女は人生最後の仕事を全うしようとしていたのだ。


 しかし、最初こそは拮抗してたかに思えた炎と輝きの激突だったが、徐々にその天秤は崩れ始める。

 飲み込んでいるのだ。徐々に、だが確実に。キラの放った力の奔流が炎を蹂躙し、サツキへと迫っていく。


 そして――。


「……ぁ、」


 赤の刀身にヒビが入り、粉々に砕け散る。

 直後、七色の輝きがサツキの身体を容赦なく貫いた。

 世界が明滅する。ありとあらゆる感覚が、急速に失われていく。

 そんな中で、サツキが最後に見たのは、遠い日々の破片だった。

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2024年9月20日 13:05
2024年9月21日 13:05

魔剣少女は救いたい 埼玉爆死ンオー @Saitamabakusin

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