AIに小説を書いてもらいたいか?
このエッセイで紹介したAIサービスは全て無料の範疇ですから、有料のものには劣ります。GPT-4はGPT-3系より長文を読み込めるようになっていますし、今後も新しいものがどんどん出てくるでしょう。皆さんご存知のDeepL翻訳と組み合わせれば、「時々アイデアをくれる話し相手」以上のことも可能だと思います。(興味がある方は、OpenAI Playgraound や AgentGPT あたりを調べてみてください)
現状でもかなり小説っぽいものが作れますし、AIライターは需要があるみたいで、精度の高い専門サービス登場も時間の問題と思われます。そこでふと、書き手としてこんな疑問が頭に浮かびました。
「AIに小説を書いてもらいたいか?」
自分の頭の中に描いた情景、そこに生きている人々の想いや葛藤を、文章の形でアウトプットする……つまり、小説を書く事の楽しさは、AIに代行してもらうことはできません。
自分が1年かけて書いた小説よりも、AIを使用して数時間で作られた小説のほうが評価されたら、それは悲しいでしょう。もし評価を得る事だけが目的ならば。
あるいは単に自分の読みたい作品を出力してもらうだけなら、AIに書いてもらいたいかもしれません。
でも、自分の世界を自分で書く事は止めたくないかな……と、そんなふうに思いました。
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