第二十節 再び、青栁本家【槇と檀】
第四十二話 槇と檀
「無事に還ったな」と
「ひとまずは、安心かと」と
そして、思う。
どうも、
「ところで見たか?
「ああ。――見た」
「湊が水鏡に
「やはり、直系の血筋は強い」
「彬と蘇芳の子どもなら、よほど強いだろう」
楽しみだな――
群青色の空に大きな満月が光を放っていた。
人間のあらゆる思惑を照らし出すかのように、銀色に輝いていた――
「朱火の土地守りの章」了
*次章の前に、この話のすぐあとの彬と蘇芳の甘い話を書く予定です。
*次章は「白金の土地守りの章」です。
五色の地が舞台となる予定。よろしくお願いします!
五色の土地守り 西しまこ @nishi-shima
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